山口眞司の舞台
●過去の舞台 その1・1990年代
ratsuki watanabeが観たものだけ並べてあります。 ホームページの開設以前の舞台のため、手持ちパンフレットと記憶だけで書いています。記憶違いの点もあると思いますので、ご容赦下さい。 ◆職員室の午後 リーフレット 1998.4.10 劇場・料金 シアターX JR両国駅より徒歩 3000円 作・演出 原作:長谷川孝治 演出:北見敏之 主な出演者 根本俊二、桜井正一、山崎健二、伊藤昌一 他 あらすじ 職員室の中でのいろいろな出来事・・・原作者は教師らしい (第1回劇作家協会最優秀新人戯曲賞受賞作品) 舞台の感想 職員室って閉ざされた隠微な世界なんだなって感じ。その感じばかりが残り、ストーリーが思い出せない。 山口眞司の役どころ 理解のある同僚に囲まれながらも、病的な繊細さを持つために周囲の人にはひどく傲慢な英語教師役。くせのある人間を無難にこなす。 その他 はじめてインテリ役をみたが、やるじゃないですか! 山口さんも良い役が続く。「光る時間」とともに転機となる作品。 ◆光る時間(とき) (初演) リーフレット 1997.11.7 劇場・料金 シアターX JR両国駅より徒歩 4500円 作・演出 原原作:渡辺えり子 演出:岸田良二 主な出演者 柳川慶子、平野稔、野村昇史、草野裕 他 あらすじ (パンフより) 赤星次郎は70才になった。教員だった彼は定年退職後、郷土史の研究をしながら妻秋子と地方都市に暮らしている。次郎と秋子には、陽子と立人(山口眞司)という中年になる子どもたちがいる。舞台はその家族旅行の宿での話である。 舞台の感想 渡辺えり子の父へのオマージュ。 前半は父の友人たちの乱入などで家族の不条理劇のような場面が続き、後半は生と死の境に生きる戦争時の回想シーンを中心に緊迫した場面で構成される。台本の良さが舞台の決め手になることを、あらためて思った。 山口眞司の役どころ 主役の息子で、家族旅行での父の友人の乱入に苛立ちながらも、それをきっかけに父の生き方を理解していくという重要な役。 後半の父と2人で語り合い、父を理解していく場面など、今まで観たことがない充実ぶり。俳優としての転機となった作品。 その他 渡辺えり子さんの才能を知り驚いた。つき合いで演劇集団円の芝居をだいぶ観たが、初めて観て良かったと思った。 池田晴哉も感激して再演時に推薦文を書いています。 ◆タイタス・アンドロニカス 1992.9 劇場・料金 銀座セゾン劇場 銀座一丁目 作・演出 原作:シェークスピア 演出:ロン・ダニエルズ 主な出演者 平幹二郎 床島佳子 立川三貴 夏木マリ 石田太郎 菅野奈保之 他 あらすじ シェークスピアの中でも一番悲惨な悲劇で、悲惨すぎてあまり上演されないらしい。リア王に似た設定。 舞台の感想 単なる台詞劇になるのを避けた、工夫した演出だったと思う 山口眞司の役どころ 主人公の王にまとわりつく、ちょっと気の触れた少年役だったと思う。いずれにせよ、飛んだり跳ねたり駆け回ったりの役。 その他 放送大学「舞台芸術論」(講師渡辺守章)で教材として舞台ビデオの一部が放送されていて、山口さんも少し映っていました。 ◆モービー・ディック 白鯨 1992.4.4 劇場・料金 シアターサンモール 新宿御苑 4500円 作・演出 原作:メイビル 翻案:クロード・ドマリニィ 演出:大間知靖子 主な出演者 仲谷昇、佐々木敏、佐々木睦 他 あらすじ 名作「白鯨」 舞台の感想 なにも白鯨をミュージカル仕立てにしなくても・・・楽しい学芸会だが・・・ 山口眞司の役どころ 遭難で気が狂った黒人少年ピップの役で、飛んだり跳ねたり駆け回ったり その他 仲谷昇さんのシェークスピア劇のようなセリフ回しとミュージカルを一度にやるとは。劇団側の勘違いが積み重なってできた貴重な代物か? 池田晴哉曰く「この劇はひどかった」 ◆ピサロ 198x 劇場・料金 パルコ劇場 渋谷 作・演出 主な出演者 山崎努、渡辺謙 他 あらすじ インカ帝国皇帝(渡辺謙)とそのインカ帝国を滅ぼしたスペイン人ピサロ(山崎努)の話。 舞台の感想 渡辺謙の印象が強い。この後一気にスターに。 山口眞司の役どころ 飛んだり跳ねたり駆け回ったり。運動神経が抜群の人だということが、よく分かった。 その他 社会人になって初めて演劇を観た。観劇後のお酒が楽しいことも初めて知った。 ちなみに山崎努さんは山口眞司・京子夫婦の仲人さん。 ●過去の舞台 その2 2000〜2004年 ●過去の舞台・最新 2005年以降
ratsuki watanabeが観たものだけ並べてあります。 ホームページの開設以前の舞台のため、手持ちパンフレットと記憶だけで書いています。記憶違いの点もあると思いますので、ご容赦下さい。 ◆職員室の午後 リーフレット 1998.4.10
劇場・料金
シアターX JR両国駅より徒歩 3000円
作・演出
原作:長谷川孝治 演出:北見敏之
主な出演者
根本俊二、桜井正一、山崎健二、伊藤昌一 他
あらすじ
職員室の中でのいろいろな出来事・・・原作者は教師らしい (第1回劇作家協会最優秀新人戯曲賞受賞作品)
舞台の感想
職員室って閉ざされた隠微な世界なんだなって感じ。その感じばかりが残り、ストーリーが思い出せない。
山口眞司の役どころ
理解のある同僚に囲まれながらも、病的な繊細さを持つために周囲の人にはひどく傲慢な英語教師役。くせのある人間を無難にこなす。
その他
はじめてインテリ役をみたが、やるじゃないですか! 山口さんも良い役が続く。「光る時間」とともに転機となる作品。
シアターX JR両国駅より徒歩 4500円
原原作:渡辺えり子 演出:岸田良二
柳川慶子、平野稔、野村昇史、草野裕 他
あらすじ (パンフより)
赤星次郎は70才になった。教員だった彼は定年退職後、郷土史の研究をしながら妻秋子と地方都市に暮らしている。次郎と秋子には、陽子と立人(山口眞司)という中年になる子どもたちがいる。舞台はその家族旅行の宿での話である。
渡辺えり子の父へのオマージュ。 前半は父の友人たちの乱入などで家族の不条理劇のような場面が続き、後半は生と死の境に生きる戦争時の回想シーンを中心に緊迫した場面で構成される。台本の良さが舞台の決め手になることを、あらためて思った。
主役の息子で、家族旅行での父の友人の乱入に苛立ちながらも、それをきっかけに父の生き方を理解していくという重要な役。 後半の父と2人で語り合い、父を理解していく場面など、今まで観たことがない充実ぶり。俳優としての転機となった作品。
渡辺えり子さんの才能を知り驚いた。つき合いで演劇集団円の芝居をだいぶ観たが、初めて観て良かったと思った。 池田晴哉も感激して再演時に推薦文を書いています。
銀座セゾン劇場 銀座一丁目
原作:シェークスピア 演出:ロン・ダニエルズ
平幹二郎 床島佳子 立川三貴 夏木マリ 石田太郎 菅野奈保之 他
シェークスピアの中でも一番悲惨な悲劇で、悲惨すぎてあまり上演されないらしい。リア王に似た設定。
単なる台詞劇になるのを避けた、工夫した演出だったと思う
主人公の王にまとわりつく、ちょっと気の触れた少年役だったと思う。いずれにせよ、飛んだり跳ねたり駆け回ったりの役。
放送大学「舞台芸術論」(講師渡辺守章)で教材として舞台ビデオの一部が放送されていて、山口さんも少し映っていました。
◆モービー・ディック 白鯨 1992.4.4
シアターサンモール 新宿御苑 4500円
原作:メイビル 翻案:クロード・ドマリニィ 演出:大間知靖子
仲谷昇、佐々木敏、佐々木睦 他
名作「白鯨」
なにも白鯨をミュージカル仕立てにしなくても・・・楽しい学芸会だが・・・
遭難で気が狂った黒人少年ピップの役で、飛んだり跳ねたり駆け回ったり
仲谷昇さんのシェークスピア劇のようなセリフ回しとミュージカルを一度にやるとは。劇団側の勘違いが積み重なってできた貴重な代物か? 池田晴哉曰く「この劇はひどかった」
パルコ劇場 渋谷
山崎努、渡辺謙 他
インカ帝国皇帝(渡辺謙)とそのインカ帝国を滅ぼしたスペイン人ピサロ(山崎努)の話。
渡辺謙の印象が強い。この後一気にスターに。
飛んだり跳ねたり駆け回ったり。運動神経が抜群の人だということが、よく分かった。
社会人になって初めて演劇を観た。観劇後のお酒が楽しいことも初めて知った。 ちなみに山崎努さんは山口眞司・京子夫婦の仲人さん。